「リオハの有名ワイナリーを見学したい」「名物がある町を巡りたい」
スペイン北部・バスク地方リオハ・アラベサの小さな町エルシエゴ(Elciego)は、世界的に有名なワイナリー「マルケス・デ・リスカル」や、知る人ぞ知る行列のできるパン屋があります。
この記事では、バスク在住の筆者が訪問記とともにエルシエゴの魅力と見どころを紹介します。同じ地区のラグアルディアと合わせて、ぜひ旅のプランに加えてみてください。
エルシエゴの概要と見どころ

エルシエゴは、リオハ・アラベサの中心地ラグアルディアから車で約10分ほどの歴史ある町です。美しい街並みのほか、エルシエゴには2つの見どころがあります。
- ワイナリー「マルケス・デ・リスカル」
- 行列のできるパン屋「バリウエロ」
エルシエゴでは伝統と革新のバスクの精神を代表するような、老舗ワイナリーの近代建築と独創的なパンに出会えます。
【リオハのワイナリー】マルケス・デ・リスカルのホテル

エルシエゴの町に近づくと、ブドウ畑の向こうにマルケス・デ・リスカルのホテルが見えてきます。リオハ最古のワイナリーは今や、雄大な自然と近代建築が融合するリオハ・アラベサの象徴です。ホテルはビルバオのグッゲンハイム美術館を手掛けた建築界の巨匠、フランク・ゲーリーの作品です。
波のようにうねるチタンの屋根が印象的です。ピンクは赤ワイン、ゴールドはボトルの網、シルバーはキャップシールを表しています。今も色褪せない美しいチタンは、実は日本で作られたものだそうです。ホテルは宿泊しなくても外観を見学したり、併設のショップで買い物を楽しめます。
建物は村の入り口の坂道から全景が見えるので、写真を取るのにおすすめです。中世の面影が色濃い町と近代的建築の組み合わせは、エルシエゴでしか見られない風景です。
行列に並ぶ価値あり!Barrihueloのパン

エルシエゴを訪れる美食家たちが、ワイン以上に(?)熱狂するのがパン屋バリウエロ(Barrihuelo)です。ここでしか買えないオリジナルのパンが並び、遠方からも多くの人が訪れます。
名物は、リオハの郷土料理をアレンジしたパタタス・ア・ラ・リオハーナ(ジャガイモとチョリソーの煮込み)のパンです。他にもワインを練り込んだパンなど、ワイン産地ならではの独創的なラインナップが揃います。
私たちが訪れたときも、すでに長い行列が出来ていました。現地の習慣では、行列に並んでお店に入ることは珍しいですが、並んでも食べたい美味しさです。【営業時間】月・火は定休日。水~日は7時半~14時半です。(ブログ執筆時点)
【2025年11月】エルシエゴ訪問レポート

11月の初め、収穫を終えたブドウ畑が鮮やかな黄色や赤に染まる中、エルシエゴを散策しました。この日はリオハのワイナリー訪問後、エルシエゴの町に寄り、同じリオハ・アラベサにあるラグアルディアを訪れました。

町の入り口や坂道から、ワイナリーの外観を眺めます。モダンな佇まいは雄大な自然に溶け込んでいます。

石造りの迷路のような路地を歩きます。雑貨屋やカフェが点在し、地元の人がワイン片手にゆったりとした時間をすごしていました。

混んでいましたが、ディスプレイされたパンが美味しそうだったので、思わず並んでしまいました。もっと色んなパンを買えばよかったと後悔するほど美味しかったです。営業は14時半まで、月・火は定休日です。

ラグアルディアはリオハ・アラベサの中心地です。エルシエゴから車で10分ほどなので、1日でどちらも周れます。ワイナリー訪問+2つの町巡りで大満足のリオハ・アラベサ観光ができました。
グアルディア訪問記はこちらからご覧いただけます。
まとめ:エルシエゴは伝統と革新が交差する町

エルシエゴは、最新の建築アートと独創的なパン、そして豊かな自然が一度に楽しめる、リオハ・アラベサの必見スポットです。訪問の際は以下の場所や時間を参考にしてください。
- マルケス・デ・リスカル: 建物正面の写真は、村の入り口の坂道から撮るのがベスト
- パン屋(Barrihuelo): 水~日は14時半まで。月・火定休日
ラグアルディアからもすぐなので、ぜひセットで訪れてみてくださいね。



