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本場バスクでタロ作り体験!伝統継承者に教わるとっておきレシピ

2025 6/22
Blog グルメ
Talo スペイン生活 タロ トウモロコシパン バスク バスク料理 伝統料理 家庭で作れる 祭りの食べ物 郷土料理体験
2025年6月22日
手作りのバスクタロをアップにしたアイキャッチ画像
目次

はじめに:タロ作り体験で出会ったバスクの伝統

バスクに暮らして十数年。市場の喧騒やバルで交わすひと言、季節ごとの祭り──そんな日々のなかで、食はいつしか「文化」ではなく「風景」になっていました。

しかし、そのなかでずっと気になっていたのが、とうもろこし粉の平焼きパン「タロ」。お祭りの日には欠かせない存在で、湯気とともに手渡されるあの一枚は、どこか懐かしく、温かな味わい。けれど、何度食べてもどこかに残っていたのが、「これを自分の手で焼いてみたい」という想いでした。

ある日、その思いが偶然のご縁で叶います。地元でタロ文化を伝える友人の声かけで実現したタロ作り。材料はとうもろこし粉、水、塩の3つだけ。粉をこね、手で広げ、鉄板で焼き上げる素朴な工程の中には、言葉で伝えきれないバスクの“知恵と時間”が詰まっていました。

この記事では、タロ作りの名人直伝のレシピとともに、その焼きたての一枚に宿ったバスクの記憶と手ざわりを、少しでもお届けできればと思います。

あわせて読みたい
バスクのソウルフード「タロ」:歴史と魅力に迫る – Discover Japan x Basque

タロ作り、いざ実践!

今回一緒にタロを焼いたのは、地元で「タロ継承会」のメンバーとして活動する友人たち。祭りやイベントで日常的にタロを焼く、まさにベテランの面々です。

友人たちは手際よく粉をこね、生地をのばし、次々と鉄板の上で焼き上げていきます。

一見簡単そうに見えますが、初心者のわたしたちがやってみると生地が破れたり、うまく伸びなかったり…。それでも「端っこの生地を貼り合わせればだいじょうぶ!」と隣から声が飛び、助けてもらいながら何とか焼き上げました。そうして焼き上がった一枚は忘れられない味に。

チストラ入りのタロ
友人たちと焼き上げた、外はパリッと香ばしく、中はしっとり柔らかな理想のタロ。チストラ(バスクのソーセージ)を挟んで、出来立てをいただきます。

「タロ作りは簡単だけど、上手く焼き上げるには何度も作ってみることだよ!」

という友人の言葉をもとに、後日、自宅でも改めてタロ作りに挑戦してみました。材料も工程もとてもシンプルなのに、水加減や粉の扱いで仕上がりが大きく変わるという点で、やはり奥深い。友人たちと作ったときのような、屋台の外側がパリッとした完璧なタロ…とはいきませんでしたが、焼きたての香ばしさと素朴な甘みに、じゅうぶん満足できました。

ここでは、友人に教えてもらったレシピをもとに、自宅でのタロ作り体験をふまえつつ、日本のキッチンでも再現しやすいようポイントを交えて、材料や作り方をご紹介していきます。

材料と道具:必要なのはこれだけ

生地の材料(約15〜20枚分)

  • とうもろこし粉(できれば有機栽培・粒子が細かいもの)…1kg
    ※750gは生地用、250gは打ち粉・調整用
  • ぬるま湯…約1カップ
  • 塩…ひとつまみ

あると便利な道具

  • 大きめのボウル(生地をこねる用)
  • 木のまな板(生地がくっつきにくく作業しやすい)
  • 鉄板または厚手のフライパン
talo making tradicional way
伝統のタロ作りに欠かせない、丸い木の板。生地がくっつきにくく、きれいな円形にのばすのに重宝します。

粉選びのポイント

日本で挑戦された方から「粉選びが難しかった」という声をよくいただきます。わたし自身は現地在住のため、日本で市販されている粉を実際に試すことはできませんが、以下のような感想が寄せられています:

  • コーンミール:香りや粒感はタロに近いが、やや粗いため成形しづらいことも
  • コーンフラワー:粒子が細かく扱いやすいが、水分量の調整がやや難しい

理想は、細かすぎず粗すぎない、つかむときゅっと固まる質感の粉。レシピ内の写真や粉の断面を参考に、自分に合うものを見つけてみてください。

ボールに入ったトウモロコシ粉
実際のタロ作りに使われているトウモロコシ粉。ほんのりとした淡い黄色が特徴です。

生地づくり

生地用のとうもろこし粉(約750g)に塩をひとつまみ加え、山状に盛る。中央をくぼませ、ぬるま湯を少しずつ注ぎ入れる。

タロの生地作りで、山盛りのトウモロコシ粉の中央に水が入っている様子

すこしづつ生地をまぜてまとめたら、ボールの中で手で押しつけるようにこねていく。最初はパサつくが、だんだんまとまってくる。

「耳たぶより少し硬め」が理想。まとまらない場合はぬるま湯を、柔らかすぎるときは打ち粉用の粉を足して調整する。

しっかりこねることが大切。手のひらでぎゅっぎゅっと、しっかりと力を入れて練ると、焼いたときの仕上がりが格段によくなります。

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