バスク地方の海と山に囲まれた土地から生まれる、爽やかなワイン「チャコリ」。 その軽やかな味わいは、まるでバスクの風が通り抜けるような心地よさです。
「どれを選べばいいの?」「日本で買えるものはある?」 チャコリに興味を持った方なら、一度はそんな疑問を抱くはず。
そんなあなたのために、バスク在住10数年×ワインアドバイザーの筆者が、日本、そして現地バスクで実際に味わって厳選したおすすめチャコリを、タイプ別にご紹介します。
ワイン好きはもちろん、バスク旅でチャコリに出会った方にも。 「あの時の味をもう一度」——そんな気持ちのヒントになれたら嬉しいです。

チャコリってどんなワイン?
チャコリ(Txakoli)は、スペイン北部バスク地方の特産ワイン。
白が主流で、ほんのり微発泡。フレッシュで爽やかな味わいが特徴です。
バスクではバルでピンチョスと一緒に飲むのが定番スタイル!
👉 詳しくは「チャコリ完全ガイド」で、その魅力や背景をチェック!
チャコリの選び方
チャコリは一見どれも似てみえるかもしれませんが、実は味わいやスタイルに個性があります。ここでは、初めての方でも自分にぴったりの1本を見つけられるよう、選び方のポイントを4つに分けてご紹介します。
1. 色で選ぶ:白・ロゼ・赤、それぞれの魅力
- 白チャコリ:最も一般的。柑橘系の香りとキリッとした酸味が特徴。魚介料理との相性抜群。
- ロゼチャコリ:果実味と酸味のバランスが良く、和食やピンチョスにも◎。
- 赤チャコリ:生産量は少なめ。軽やかで繊細な味わいが魅力。すこし冷やして飲むのもおすすめ。



2. 産地で選ぶ:3つのD.O.の違いを知ろう
- ゲタリア(Getariako Txakolina):海沿いの産地。爽やかでミネラル感のある味わい。微発泡タイプが多い。
- ビスカヤ(Bizkaiko Txakolina):やや内陸寄り。果実味とコクのバランスが良く、食中酒にぴったり。
- アラバ(Arabako Txakolina):内陸部。発泡は控えめで、厚みのある味わい。熟成タイプも。

原産地呼称(D.O.) | 地域の特徴 | 畑面積 | ワイナリー数 | 主なスタイル |
---|---|---|---|---|
ゲタリアコ・チャコリーナ(Getariako Txakolina) | 海沿い・湿潤・棚仕立てが主流 | 約464ha | 約35軒 | 微発泡・爽やか・ライト |
ビスカイコ・チャコリーナ(Bizkaiko Txakolina) | 海沿いと内陸・標高あり・多様な仕立て | 約445ha | 約35軒 | 複雑・ややボディ感あり |
アラバコ・チャコリーナ(Arabako Txakolina) | 内陸部・乾燥・少数精鋭 | 約94ha | 約7軒 | 熟成向き・コクがありスパイシー |
3. 味わいで選ぶ:軽やか or しっかり?
- 若飲みタイプ:フレッシュで軽快。90%以上がこのスタイル。日常使いにぴったり。
- 熟成タイプ:生産量は少ないが、厚みと複雑さが魅力。特別な日の1本に。


4. シーンで選ぶ:誰と、どんなときに?
- 初めてのチャコリ:基本的にゲタリア産の白で、微発泡タイプがおすすめ。
- ギフトや特別な日:熟成タイプやロゼ、デザイン性の高いボトルを。
- 食事に合わせて:ピンチョスから食事会、レストランまで幅広いシーンに◎。



おすすめチャコリ紹介
ここでは、チャコリ初心者から愛好家まで楽しめるおすすめの銘柄を、タイプ別にご紹介します。筆者が実際にワイナリーを訪問したり、試飲して感動したチャコリから厳選しました。バスクの風土と造り手の個性が感じられる1本ばかり。この機会に、ぜひチャコリの世界に一歩踏み出してみてください。
フレッシュで爽快!定番の白チャコリ
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ(Gaintza ガインツァ)

バルコニーでの午後の一杯から、ちょっと特別なディナーまで寄り添ってくれる、懐の深いチャコリ。レモンや青リンゴを思わせる爽やかな酸味と、カンタブリア海を感じさせるミネラル感が心地よく広がります。
この洗練された味わいの背景には、ゲタリアの丘の上に佇む老舗ワイナリー、ガインツァの存在があります。 海を見下ろすぶどう畑と、4代にわたって受け継がれてきた家族の情熱。訪れたときに感じたのは、土地とともに生きるワイン造りの誇りでした。 この品質で2千円前後というのは、まさに“見つけた人の特権”とも言える1本です。
▶ ワイナリー訪問記:ガインツァワイナリー訪問記
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ(Zudugarai スドゥガライ)

「これぞチャコリ」と言いたくなる、フレッシュで陽気な1本。青リンゴや柑橘のフルーティな香りに、キリッとした酸が心地よく、初めてチャコリに触れる方にもおすすめです。よく冷やしてグラスに注げば、まるでバスクのバルにいるような旅気分に。テラスやピクニックなど、屋外でみんなとシェアするのにもぴったりです。
▶ 屋外イベントで飲んだこのチャコリ。カラッと晴れた空と、ワインの明るさが絶妙にマッチしていました。
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ(Hiruzta イルスタ)

レモンや白い花を思わせる清々しい香りに、ミネラル感と青リンゴのような酸がのびやかに広がる1本。グレープフルーツのような心地よい苦味が全体を引き締め、清らかで洗練された印象を残します。
そんな味わいの奥には、かつて途絶えていた地元オンダリビアのワイン文化を、ふたたびこの土地に根づかせようと尽力したイルスタの情熱があります。イルスタはチャコリ復興の象徴となり、今では多くのバスクの星付きレストランに採用される存在に。 グラスの中に宿るのは、爽やかさだけではなく、土地の物語と造り手の想いまでもが溶け込んだ、まさに“語れるチャコリ”です。
▶ ワイナリー訪問記:イルスタ訪問記
【アラバ産】アラバコ・チャコリーナ ピル・ピル(Astobiza アストビサ)

バスク内陸部・アラバ地方から届いた、軽やかで爽快なチャコリ。 日本限定でリリースされた「ピル・ピル」は、アストビサのスタンダードチャコリをベースに、よりフレッシュで飲みやすいスタイルに仕上げられています。 青リンゴや洋梨、グレープフルーツのような果実の香りに、ハーブのニュアンス。微発泡のクリスピーな泡と、シャープな酸が食欲をそそります。 バスクの伝統的な鱈料理「ピルピル」にちなんだ名前と、クジラをあしらったユニークなラベルも印象的。
環境に配慮したブドウ栽培や、単一畑からの高品質な造りで知られるアストビサの実力が、気軽な1本にもしっかりと息づいています。 今夜の一杯に、ちょっとした旅気分を添えて。
▶ 新酒イベントにて、貴重なアラバ産チャコリの最新ビンテージを試してきました。
【ビスカイア産】ビスカイコ・チャコリーナ(Itsas Mendi イチャス・メンディ)

バスク西部・ビスカイア地方から届いた、厚みと爽快さを兼ね備えたチャコリ。 レモンや白い花の香りに、アプリコットやスパイスのニュアンス。塩気を思わせるミネラル感と、ほんのりとした苦味が余韻を引き締めます。 泡はほとんど感じられず、白ワインとしてじっくり楽しめるスタイル。ゲタリア産に比べてボディに厚みがあり、食中酒としての懐の深さが魅力です。
ユネスコ認定のウルダイバイ生物圏保護区内で自然と共存するワイン造りを行うイチャス・メンディは、バスクの星付きレストランでも多数オンリストされる実力派。 現地のシーフードイベントでは、この1本をグループでシェアする光景を何度も目にしました。その人気の理由は、グラスを傾ければすぐに伝わってきます。
▶チャコリと味わった、ユニークな魚介と缶詰をテーマにした見本市
【気分を上げたい日に】ロゼチャコリ
「え、チャコリってロゼもあるの?!」
そんな驚きとワクワクをくれるのが、ロゼチャコリ。
ほんのりピンクがかったグラスを手にするだけで、気分が少し特別になります。
「家で飲むならやっぱりロゼ」と語る生産者もいるほど、旨みがぎゅっと詰まった味わいは、白とも赤とも違う魅力。
いつものごはんやおつまみを、ちょっと格上げしてくれる1本をご紹介します。
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ ロゼ(Hika イカ)


すらりとした細身のボトルに目を奪われ、思わず手に取ったのはゲタリア産チャコリの新酒イベントでのこと。 その美しい佇まいに違わず、グラスからはラズベリーや赤い花を思わせる華やかな香りが立ち上り、口に含めばジューシーな果実味とキリッとした酸が心地よく広がります。 白も魅力的ですが、このロゼはとりわけエレガントで、女子会や手土産にもぴったりの1本。 試飲会では「もう一杯!」とおかわりする人が続出していたのも納得の味わいです。
このチャコリを手がけるのは、サン・セバスチャンからほど近い、2015年創業の新進気鋭のワイナリー「Hika(イカ)」。 バスク語で“親しい友人に使う呼びかけ”を意味するその名の通り、仲間と楽しむためのモダンで洗練されたチャコリ造りを目指しています。
見た目の美しさと中身の実力、その両方を兼ね備えたロゼチャコリ。 一度味わえば、きっと誰かにすすめたくなるはずです。
▶ 新酒イベントにて、香ばしく焼ける豚や仔牛の肉汁に、ジューシーな味わいとキリッとした酸が絶妙に寄り添う。最高のマリアージュでした。
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ ロゼ(Hiruzta イルスタ)

イルスタは白もおすすめしましたが、ロゼも「一飲」の価値あり。淡いサーモンピンクの色合いに、思わず目を奪われるロゼチャコリ。 グラスからは、木苺やクランベリー、赤い花を思わせる可憐な香りがふわりと立ち上がります。口に含むと、果実味と穏やかな酸がバランスよく広がり、微かに舌をくすぐるような繊細な泡が心地よいアクセントに。白よりも幅広い料理と合わせることができ、エスニック料理や、やや濃い味わいの料理にもおすすめ。
ピクニックや気軽なアペリティフにもぴったり。抜群の飲み心地とイルスタらしい上品さを兼ね備えたロゼチャコリです。
▶ ワイナリー訪問記:イルスタ訪問記
【バスク通に贈る】特別なチャコリ3選|赤チャコリ&熟成&選ばれた畑の奥深い味わい
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ 赤(Hiruzta イルスタ)

チャコリといえば、爽やかで軽やかな白ワインを思い浮かべる方が多いかもしれません。 けれど近年、バスクでは希少な赤チャコリが注目を集めており、その個性的な味わいに惹かれるファンが増えています。
イルスタの赤チャコリは、そんな中でも初めての方にもおすすめできる、飲みやすく、洗練された1本。 軽やかなボディとフレッシュな果実味に、イルスタならではの美しい酸が加わり、全体に上品なバランスが生まれています。 軽く冷やしても美味しく、ピンチョスやグリル料理との相性も抜群。 「赤なのにチャコリらしい爽快感がある」——そんな驚きとともに、予想を超える美味しさに出会える1本です。
▶ ワイナリー訪問記:イルスタ訪問で、一番印象に残ったのがこの赤チャコリ。 その驚きと余韻が、今でも忘れられません。
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ 赤 パルセラ1.7(Hiruzta イルスタ)
【ビスカイア産】チャコリ・ブランコ G22 (Gorka Izagirre ゴルカ・イサギレ)

チャコリのイメージを覆す、奥行きと気品を備えた1本。 世界中の美食家が訪れるミシュラン三つ星レストラン「アスルメンディ」の敷地内に構えるワイナリーが手がける、まさに“食のプロが選ぶチャコリ”です。
使用されるのは、ビスカイアの2つの村にまたがる選りすぐりの区画で育てられたオンダラビ・セラティア100%。発酵後、澱とともに熟成させるシュール・リー製法により、果実味と複雑味が見事に調和しています。
グラスからは、熟した洋梨やリンゴ、ピンクグレープフルーツの香りが立ち上がり、時間とともに白い花やレモンバーム、フェンネルシードのようなハーバルなニュアンスが顔をのぞかせます。 口に含むと、フレッシュでありながら落ち着きのある酸と、バルサミコ的な余韻がじんわりと広がり、厚みと繊細さを併せ持つ味わいが印象的。まさに“静かなエネルギー”を感じさせる白ワインです。
同生産者のスタンダードチャコリが3,000円前後であることを考えると、このG22は価格以上の満足感をもたらしてくれるはず。
特別な日の1本に。自分へのご褒美に。いつもの白ワインとはひと味違う1本を、ぜひ試してみてください。
▶ララベツ村のワインイベントで出会ったビスカイア産チャコリの世界。ゲタリア産チャコリとの違いも解説しています。
【ゲタリア産】ゲタリアコ・チャコリーナ ベレシア(Hiruzta イルスタ)

イルスタのベーシックラインも高品質で定評がありますが、ぜひ一度味わってほしいのがこの上級キュヴェ「ベレシア(=特別)」。 伝統的なチャコリの枠を超えた、厚みと複雑さを備えたモダンなスタイルで、スペインの権威あるワインガイド『ギア・ペニン』では91点を獲得するなど、その実力は折り紙付きです。
グラスからは、熟したリンゴや柑橘、白桃、ハーブ、白い花などの多層的なアロマが立ち上がり、口に含むとふくよかな果実味とキレのある酸、ほのかな苦味が織りなす長い余韻が広がります。 微発泡ではなく、完全発酵によるスティルタイプで、白ワインとしての完成度の高さが際立ちます。
「チャコリ=軽やかでカジュアル」というイメージを覆す、食卓を格上げする1本。 特別な日の乾杯や、繊細な料理とのペアリングにもおすすめです。
▶ ワイナリー訪問記:イルスタ訪問
チャコリに合う料理
チャコリの魅力は、その爽やかな酸味と軽やかな飲み口にあります。合わせられる料理の幅もとても広く、気取らない日常の一皿から、パーティー料理まで、さまざまなシーンで活躍してくれます。
魚介料理と抜群の相性




バスクの海辺で生まれたチャコリは、新鮮な魚介との相性が抜群。 エビのボイル、タコのガリシア風、イカのフリット、グリルした白身魚など、塩気や旨味のある料理と合わせると、チャコリの酸が味を引き立ててくれます。
ピンチョスや軽めのおつまみ



アンチョビやオリーブ、生ハム、チーズなどのバスク風ピンチョスとも好相性。 一口サイズのつまみを並べて、チャコリを片手に楽しむスタイルは、まさに現地バルの雰囲気そのもの。
揚げ物やBBQにも



意外かもしれませんが、脂のある料理とも好相性。 天ぷらやコロッケ、肉料理などと合わせると、油をさっぱり流してくれる酸味と微発泡が、食欲をさらに後押ししてくれます。 屋外でのBBQにもぴったりで、高い位置から注ぐ“エスカンシア”スタイルも盛り上がること間違いなし。
和食とのマリアージュも

チャコリの持つ爽やかな酸味と塩味、そしてミネラル感は、実は出汁の効いた和食とも相性抜群です。
たとえば──
- 魚や貝のお吸い物
- 季節野菜の炊き合わせ
- 酢飯を使ったお寿司
こうした繊細な旨味を引き立てる存在として、チャコリが自然に寄り添ってくれます。
また、気負わず楽しむなら──
- 焼き魚や天ぷら、鶏の唐揚げなどの普段のおかずとともに
- 枝豆をつまみながら、タンブラーで一杯
特別なごちそうがなくても、いつもの食卓を少しだけバスク気分に変えてくれる。それがチャコリの懐の深さです。
チャコリをもっと美味しく楽しむには
チャコリといえば、高い位置から注ぐ独特のスタイル「エスカンシアール」が有名。 これは単なるパフォーマンスではなく、ワインに空気を含ませて香りを開かせ、酸味をまろやかにするという、理にかなった注ぎ方です。
エスカンシアールとは?

- グラスから20〜30cmほど上から、細く注ぎ落とす伝統的なスタイルのこと
- 微発泡タイプのチャコリでは、泡立ちを引き出す効果も
実はそうとも限りません。 微発泡で早飲みタイプのチャコリには効果的ですが、泡のないスティルタイプや上級チャコリでは、かえって繊細な香りや味わいを損なってしまうことも。 そんなときは、静かに注いで、ワイン本来の魅力をじっくり楽しんでみてください。
どんなグラスで?どんな温度で?
- 現地のバルでは底の広いタンブラー型グラスが主流ですが、おすすめしたチャコリは白ワイン用グラスでOK
- 6〜8℃程度にしっかり冷やして、フレッシュさを楽しむのが基本
- ロゼや赤チャコリは、やや高めの温度(10〜12℃)でも美味しく楽しめます

おうちでバスク気分!



- サラダにアンチョビや生ハム、ハードチーズをプラス
- トーストにオリーブやツナ、アンチョビ、チーズで簡単ピンチョス
- 軽やかチャコリはタンブラーに少量ずつ、高めから注ぐのが“らしい”スタイル
おうちバル気分をもっと楽しむなら…
チャコリを注いだグラスの横に、小皿をいくつか並べて。 アンチョビの塩気、チーズや生ハムの旨み……どれもチャコリの爽やかさとよく合います。
「現地バルの立ち飲み気分をそのまま自宅で再現してみたい!」
そんなときにぴったりなおすすめ食材を、気軽に取り寄せできるリンクでまとめました👇 シンプルな材料でも、組み合わせひとつで一気にバスク気分に。 チャコリと一緒に、“小さな旅”の時間をお楽しみください。
■カンタブリア産 バスクの絶品アンチョビ
旬のカタクチイワシ(アンチョビ)を塩漬け&熟成した、カンタブリア産の逸品。パンにのせるだけで、バスクバル風のおつまみに。
■【種なし】グリーンオリーブの瓶詰
スペイン産のグリーンオリーブは、ピンチョスにもぴったり。アンチョビやトマトと合わせるもよし、そのままつまむもよし。種なしなので、手軽に楽しめます。
■バスクの羊乳チーズ イディアサバル
バスク地方を代表する羊乳チーズ「イディアサバル」。牛乳チーズにはないコクと風味が特徴です。カットして少し添えるだけで、ぐっと本格的な味わいに。
■スペイン産生ハム
スペイン山岳地帯でじっくり熟成されたハモンセラーノ。 しっかりとした塩味と凝縮された旨みが、チャコリの爽やかさと絶妙にマッチ。 ピンチョスやバゲットに添えれば、現地バル気分が一気に広がります。
まとめ:おうちで味わうバスクの風
フレッシュで軽やか、それでいて奥深い——そんなチャコリの世界は、グラスの先にいつでも小さな旅を用意してくれます。 日々の食卓に。大切な人との乾杯に。ひと口飲めば、バスクの風がきっと吹き抜けるはず。 気になる1本から、ぜひチャコリのある時間をはじめてみてください。

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